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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その2 

骸は、ゆっくりと目を開ける。
すると見知らぬ土地に立っていた。


――コーラルビーチ。


「どこやここ……」


骸は、思わず声を出してしまった。
人らしき人はいない。


とりあえず、骸は、色んな場所を歩いた。

人が1人も見つからなかった。


「どういうことや……
 これ……」


骸が、歩いていると突如、猿が現れた。


「な……なんや、アンタ!」


猿は、骸めがけて突進して来た。


「キー!!」


猿は、骸の胸に手を当てる。


「何すんねん!」


骸は、猿の顎に一撃浴びせる。
すると猿は、悲鳴を上げて、姿を消した。
それと入れ替わるように劣化した木刀が、現れお金らしきモノも落とした。


骸は、とりあえずそれを拾おうとする……が、重くて持てない。


「なんやこれ!
 滅茶重いやん!」


骸は、ひとりで大きな声を出す。
とりあえず、骸は走った。
そして、洞窟を見つけた。


「この洞窟を抜ければ人がおるかも知れへん……」


骸は、その洞窟の中に入る……
するとそこには、骸より大きなモンスターたちがうじゃうじゃいた。

骸は、息を殺しその洞窟を出た。


すると広がった空間には、茶色っぽい肌の男が立っていた。
男は、静かな物言いで言葉を放った。


「私の名前は、ローリン。
 まず、あなたに謝らなければいけませんね……」

「え?」

「残された時間は少ない……
 そのため、あなたにこうして話をする前にここへ呼び寄せてしまいました……」

「どういうことや?
 ここは、いったいどこなんや?」

「今、この時全てをあなたに理解してほしいと思うのは酷でしょう」

「しかし、これだけは覚えておいてください。
 貴女がここにたどり着いたのは決して偶然ではありません。
 動物を愛し大切にする心……その心が、ここまで貴女を導いたのです」

「ちょいまて……
 ってことは、ウチをここまで連れてきたのはアンタか?」

「私、ひとりの力ではありません。
 神に従うみんなの意志です……」

「えっと、北極には行けへんってことか?
 ウチはホッキョクグマに会いたくてアラスカ行の船に乗ったんやで?
 こんな変なところに無理矢理つてれ来るなんて酷いわ……」

「ただ、貴女には、もう一つ酷い結末があります……」

「どういうことや?」


骸の言葉にローリンは、申し訳なさそうに答える。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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