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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その8 

「へ?」

「アンタの目的はなんや?
 ナンパか?
 ウチ中学生やで?
 もしかして、ロリコンなんか?」

「ナンパでもロリコンでもないさ……
 ただ俺は、初心者冒険者の協力をしたいだけさ」

「怪しいなぁー」


骸は、バッファローから少し距離を置く。
そして、手紙が全部揃っているのを確かめると全速力でパラダイスのサウナに向かった。


「早かったなぁー。
 どうしたん?
 そんな息を切らして……」

「変なヤツに絡まれてな……
 怖なってはよ帰って来てん……」


エリザベスの質問に骸は、汗を大量にかきながら答えた。


「変なヤツ?」


学ランに黒い髪に金色の瞳を持った男子が、骸に尋ねた。


「アンタ誰や?
 アンタも十分変やで?
 こんなクソ暑いのに学ランって……」

「余か?余の名前は、大神 神。
 天神第一代・元無極躰主王大御神の息子だ。
 余のことは、親しみを込めてかみさまと呼ぶがいいぞ」


かみさまが、胸を張って言う。


「モトフミ……なんやて??」

「モトフミクライヌシノオオミカミだ。
 あえてカタカナで読んでやったぞ」

「誰のことかさっぱりわからんわー」

「まぁ、知っているヤツの方が、少ない。
 気にするでない」


かみさまが、ケラケラと笑う。


「もう!
 また、こんなところでサボって!」


すると今度は、赤い髪に赤い瞳を持った女の子が現われた。


「うわー。
 物凄い綺麗な子が現われたでー」


骸は、目を丸くさせて驚いた。


「えっと、貴方は??」


赤い瞳の女の子が、首を傾げた。


「ウチは、骸や」

「骸ちゃんね。
 私は、万桜、柊万桜。
 魔王サタンの娘よ」


万桜は、ニッコリと笑った。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

Janre: オンラインゲーム

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