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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その9 

「魔王さんの娘さんにオオカミさんの息子さんか!
 ウチは、人間の子やで!?」


骸が、そう言うとかみさまが、苦笑いを浮かべる。


「余は、オオカミの息子御じゃない大神の息子だ。
 簡単に言うと神様だな」

「なんや、アンタらエリートか?
 生まれながらのエリートってやつか?」


骸が、そう言うと万桜が、笑う。


「エリートって言うか、そこそこ強いわよ?」

「ツタンカーメンとか瞬殺できるんか?」


骸の問いに神が答える。


「瞬殺だな」

「ウチも倒したいなぁー」

「あそこは、PTを組んでもツタンカーメンは、1人で倒すことしか出来ない。
 まぁ、そう言うシステムなんだ」

「そうなんかぁー」


かみさまの問いに骸は、少し残念そうにつぶやいた。


「まぁ、倒しても30分で復活するしスルーしても良い敵よ?」

「そうなんか?
 マリンデザートを苦しめる悪のモンスターとかじゃないんか?」

「違うわね……
 そう言うのは、カバリア大陸にはいないはず……」


万桜が、苦笑いを浮かべて答える。


「そうなんかぁー。
 亜金のやってたゲームとは、違うんやなぁー」

「亜金?」

「うん。
 ウチの弟や、血は繋がってないんやけどな。
 大事な弟やねん」

「弟さんも、カバリア大陸に来ているの?」


万桜が、そう質問すると骸は、首を横に振った。


「あの子、引きこもりやさかい、こんなところにひとりでよーこれへんわ」

「そうなんだ……」


万桜は、少し不味いことを聞いたと思った。


「学校で苛められてな、不登校になってその後ずっと引きこもってるねん」

「そうなのか……」


かみさまも小さく頷く。


「まぁまぁ、3人とも暗い話は、止めてこれでも飲め」


アルが、そう言ってコーヒー牛乳を差し出す。


「あ、おっちゃんありがとうな!」


骸が、そう言ってアルからコーヒー牛乳を受け取った。
そして、一気に飲み干した。


「アルさんのコーヒー牛乳は、いつも美味しいわね」


万桜が、そう言うとかみさまも絶賛した。
そして、それと同時に外が騒がしい。
骸たちが、外に出ると霧のワーウルフが立っていた。
そう、ゲルンガだ。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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