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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その10 

「強き者よ、我と戦え!」


ゲルンガが、そう言って骸たちの方に突っ込んでいく。
すると1発の銃弾が、ゲルンガの足元に着弾する。
ゲルンガは、後退する。
銃弾が、2発、3発と銃弾が放たれる。
ゲルンガは、一瞬固まる。


「遅いぞ、座来栖(ざくるす)……」


かみさまが、そう言って銃を撃った男を見る。


「すまない……
 手紙を掘ろうと思ったら、変な牛に出会ってな。
 ギルドの勧誘がウザくて逃げ回っていたら遅くなってしまった」


男は、黒い髪に赤い目をしていた。


「危うく余が、ゲルンガと戦うことになっていたぞ?」

「問題ない。
 そいつは、ゲルンガクローンだ」

「そうか……
 残念と言うかなんというか……
 残念だったな」


かみさまは、笑いを堪えながら座来栖と呼ばれる男の方を見る。


「残念だろうが、そうでなかろうが……
 俺が、そいつを倒す!」


座来栖は、そう言ってゲルンガクローンに向かい銃を放つ。
ゲルンガクローンは、銃弾を器用に避けながら座来栖に近寄る。
座来栖は、お構いなしにゲルンガクローンに銃弾を放つ。


「なんや、全然当たってないやんか!」


骸は、焦りながら呟く。


「大丈夫だ。
 安心して見るがいいぞ!」


かみさまが、豪快に笑う。


「これで、終わりだ……!」


ゲルンガクローンが、座来栖の顔に一撃浴びせようとしたとき、その動きよりも先に座来栖が、ゲルンガクローンの背後に回る。


「セイントブレット」


座来栖は、低い声で呟き銃を放つ。
銃弾は、ゲルンガクローンに命中するとゲルンガクローンが、光り輝く。


「な、我が敗れるだと……
 な、何故なんだー!!」


絶望するゲルンガクローンに座来栖が、呟く。


「クローンだからさ……」

「おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!」


ゲルンガクローンは、そう連呼して小さく収縮し消えた。


「汝魂に幸いあれ……」


座来栖が、そう言うとエリザベスとアルが、顔を出す。


「終わったようだな……」


アルが、そう言うと座来栖は、小さく頷いた。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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