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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その17 

「そうやな……
 ホッキョクグマなんて、見ている場合やないな」


骸が、そう言って亜金の手を握り返す。


「それは、ダメです……」


男の声が、骸と亜金の耳の中に入る。


「ローリン?」


骸が、突如現れたローリンの方を目を丸くして見る。


「今、貴方をカバリア大陸から外に出すわけには行きません」

「なんでや!」

「貴方を護るためです。
 これは、故ドン・ガバリア殿の意志であり。
古市殿の願いでもあります」

「オトンの?」


骸は、ローリンを睨む。


「はい。
 本来ならもっと後にこの事を伝える予定でした。
しかし、ベルゼブブをはじめとするテオスが、この大陸に不正な方法でやってきました。
その為、彼らは、この大陸にない魔法や技を使いプレイヤーを傷つけることができます。
それは、私たちにとって非常に脅威です」


ローリンが、そう言うと骸を追いかけてきたかみさまと万桜が、現れる。


「なら、私たちの技の制限も解除してください。
 テオスが相手となるとこの大陸だけの技では倒せません」


ローリンは、万桜にニッコリと微笑みかける。


「万桜さん、かみさまに関しては、既に解除していますよ?
 あと座来栖さんなど一部のメンバーも解除しています。
ファルシオンの方々にも応援を呼んでいるので、その方々の技の制限も解除しています」


ローリンが、そう言うと玉藻が、口を開ける。


「なら、私の技の解放もしてはくれないか?」

「貴方は……?」

「私は、玉藻。
 妖狐族の万事屋。
七つ尾の玉藻だ」

ローリンは、玉藻の方を見て頷く。


「そうですか。
 貴方が、古市殿が頼んだ亜金さんの護衛ですね」

「ああ、そうだ」

「わかりました。
 貴方の技の解放も許可しましょう」

「ありがとう」


玉藻は、軽く会釈した。

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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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