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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その19 

「亜金、と言ったな。
 亜金は、アイツらのことを知っているのか?」


かみさまが、亜金に尋ねる。
亜金は、かみさまから目を背ける。


「亜金を苛めていたクラスメイトや」


骸が、亜金のかわりに答える。


「……そうか」


かみさまは、渋い顔で頷いた。


「……うん。
 君たちは……?」

「余の名は、大神 神。
 親しみを込めてかみさまを呼ぶがいいぞ!」


かみさまは、胸を張って言う。


「私は、柊 万桜。
 私も下の名前で呼んでもらう方が嬉しいかな。
 兄弟姉妹が、多いから苗字で、呼ばれてもあんまりピンと来ないんだー」


万桜が、照れ笑いを浮かべながらそう言うと亜金は、頷く。


「かみさまと万桜さん……」

「あと、座来栖君がいるんだけど……」


万桜は、そう言って周りを見渡すが座来栖の姿はなかった。


「ヤツは、マリンデザートにいるみたいだな」


かみさまが、そう言って笑う。


「は?マリンデザート?
 ってか、なんでわかるん?」


骸が、目を丸くさせる。


「特殊携帯だ。
 この世界では、携帯電話は、移動することができる。
 1回で1つ消費してしまうが……
 特殊携帯は、友達、ギルド、ダイレクトメッセージなどで、会話することが出来る」


かみさまが、骸と亜金にこの世界の説明を済ませる。
すると骸が、思い出したように口を開いた。


「そう言えば、牛君は何処に行った?」

「牛君も、マリンデザートだ」


かみさまが、ため息交じりに答えた。


「じゃ、私たちもマリンデザートに一旦戻りましょうか」


万桜が、そう言って携帯移動機を取り出す。


「そうだな。
 骸、亜金、主らは、携帯移動機を持っておるか?」


かみさまが、骸に尋ねた。


「うんん。
 持ってへん」

「なら、少し別けてやろう」


かみさまは、そう言って携帯移動機を10個ほど骸に渡し、亜金の前にも同程度の携帯移動機を置いた。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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