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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)その22 

「む……?」


老人が、バッファローの方を見る。


「骸ちゃん、怪我はないかい?」

「ああ……
 ウチは、大丈夫や……」


バッファローは、それを聞いて安堵のため息をつく。


「よかった。
 でも、コイツは、危ない……
 俺が時間を稼ぐから、骸ちゃんは逃げてくれ」

「ウチは逃げへんで?」

「本当にヤバいヤツなんだ。
 言うことを聞いてくれ……」

「嫌や!
 こんな爺にウチが負けるはずあらへんのや!」


骸は、ハンマーを構える。
そして、老人に突っ込む。


「おい!
 待てって!」


バッファローも、骸の後を追い老人に突っ込む。
老人が、少し笑う。


「愚かと言うのは主に相応しいな!」


老人は、骸のハンマーを避けバッファローの剣を杖で受け止めた。


「この距離なら、主もこんがり焼けるじゃろうて……
 フレイムトルネード!」


バッファローの足元から炎の柱が現われ、バッファローを包み込む。


「牛君!」


骸が、叫ぶ。
と、それと同時にバッファロー目がけて水の砲弾が飛んでくる。


「大丈夫……ですか……?」


小さな声と共に、羊のコスプレをした女の子が現われる。


「ありがとう……シープ。
 やっぱ、君は凄いな」


シープと呼ばれる女の子は、本で顔を隠し耳を真っ赤にして照れた。


「今、リカバリーで、回復させますね」

「ああ。
 頼む……」


バッファローは、ニッコリと笑うとシープは、頷きリカバリーの呪文を唱える。
するとバッファローの火傷が一瞬で回復する。


「さぁ……
 3対1だ!
 形勢逆転だな!」


バッファローは、剣を構える。
骸は、ハンマーを構え、シープは杖を構えた。


「いや、6対1だ……」


かみさまと万桜が、現れる。


「ほう……?
 あと1人の姿が見えないが?」


老人が、笑うと同時に老人の頭に1発の銃弾が命中する。


「残りの1人は、俺だ」


座来栖が、静かに建物の陰から現れた。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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