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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)26 

そして、言葉を続ける。


「これは、俺のとっておきだ。
 まずは、シャドウウィップ!」


座来栖が、呪文を唱えるとフィサフィーの足元の陰から黒い鞭のようなものが、現れフィサフィーの動きを封じる。


「円の動きで追い込む」


座来栖は、銃を撃ちながらフィサフィーの周りを走りながら距離を詰める。


「ここで、集中砲火!」


座来栖は、そう言って銃から色んな色の銃弾を打ち放つ。


「締めは、零距離で胸を打ち抜く!」


座来栖は、フィサフィーの胸に銃を当てて銀色の銃弾を打ち放った。

フィサフィーの頭に風穴があく。


「流石は、銀弾の座来栖。
 ワシの体を傷つけることができるとはのぅ」


フィサフィが、嬉しそうに笑う。


「頭を貫いたんだぞ……?
 なぜ、生きていられる?」


座来栖が、フィサフィーから間合いを取る。


「ワシの二つ名を忘れたか?
 ワシは噴煙のフィサフィー。
 銃程度の武器では、死なぬ!」


フィサフィーは、嬉しそうに笑う。
フィサフィーの背後の空間がぐにゃりと曲がる。
すると1人の美女が現われる。


「フィサフィ~~
 何遊んでいるのー?
 ベルゼブブ様が、フィサフィーの帰りを待ってるわよー?」


美女は、色っぽい声でそう言うとフィサフィーの方を見る。


「バビロンか……」

「ねぇ~~
 早く帰ろー」

「そうじゃな、ワシもいささか飽きてきた所じゃ」


フィサフィーは、武器を構える骸たちに背を向ける。


「何処に行く気や!」


骸が、大きな声でフィサフィーに尋ねる。


「ん?
 家に帰るだけじゃ」

「逃げれると思っとんのか!?」

「逃げる?
 主は、勘違いしておるようじゃのう。
 主らは、ワシに生かされてるのじゃ。
 力の差は歴然としているじゃろう?」

「なんやと!」

「そう急ぐでない。
 主らは、ワシかワシの仲間が必ず殺す……
 必ずな!」


フィサフィーとバビロンは、静かにその場から姿を消した。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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