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万事屋の金さんの事件簿

オンラインゲームトリックスターの日記を主に書いています。

 

もう一つのトリックスター(小説)31 

亜金が、マリンデザートに着いたとき辺りは火の海だった。
そして、そこには1人の美少女が立っていた。
その美少女は、赤茶色い髪のショートカットに燃え盛るような赤い目をしている。
亜金は、その美少女に尋ねる。


「こんな所で何をしているの?
 ここにいると危ないよ?」


すると美少女は、一瞬笑う。


「私は、光狩いずみ。
 でも、みんなは、私のことを赤い目のモルテと呼んでいるわ」

「モルテさん?」

「ええ……
 貴方は?」

「俺は、亜金」

「そう……
 では、亜金さん」

「はい」

「死んでください」


いずみは、そう言ってニッコリと笑った。
その表情に少し哀しみが見えたのを亜金は、見逃さなかった。
見逃さなかったけれど、どうすることも出来なかった。
亜金は、その大鎌を避ける。
一振り、二振り、三振りと……
いずみは、何度も大鎌を振る。
亜金は、剣術のみならずありとあらゆる武器を想定とした戦い方をファルシオンのメンバーである白銀に教わっていた。
「扱う武器は一種類で良い、だけど相手の武器は何が出るかわからない。
 だからありとあらゆる武器と戦えるようになっておくといい」
白銀は、それを口癖のように言い亜金には、どんな武器とでも戦えるように訓練していた。
その武器の中には大鎌もあった。
大鎌にも弱点はある。
大鎌は、どちらかと言うと中距離の戦闘向きだ。
だから、間合いに入ってしまえば、素手でも相手にダメージを与えることができる。
亜金は、手に魔力を込めいずみのお腹に一撃浴びせた。
いずみは、その場に倒れる。


「亜金!」


プレゲトンと玉藻が、遅れてやってくる。


「俺は、怪我はしていないよ。
 それよりもこの子をこのままここに置いとくわけにはいかないよね?」

「そうだな……」


玉藻は、頷くと小さな家を出した。


「なにこれ?」


亜金は、思わず玉藻に尋ねる。


「これは、マイキャンプだ。
 まぁ、自分の家だと思えばいい」

「色んなことが出来るんだね」

「ああ。
 とりあえず、この子を運ぼう」


玉藻は、そう言っていずみをマイキャンプの中に運ぼうといずみに触れようとした。
すると玉藻目がけて、風の刃が玉藻の足元に飛んでくる。


「お姉さまに触らないで!」


そこには、赤茶の長い髪に赤い目をしている女の子が、立っていた。
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Category: もう一つのトリックスター(小説)

Thread: トリックスター

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